<< 暑中お見舞い申し上げます | main | 玉砕日記 >>

萌えシチュその1

今日で仕事が一段落つき、いやっほう!と開放感に浸ってます。
それにしても暑い。夏バテも去年よりひどい気がする…歳のせい…? うーん、だるいよー。

こないだのことですが、Yahooのトップページに「隠れオタク度チェック」なるリンクを見かけたのでやってみました。
こういうナントカチェックって、見るとついやってしまう。でも、あんまり納得したためしがない…。
いや、別に納得しなくていいんですけども。

で、↑のYahooのオタク度チェック、

“下僕のように尽くしたのに捨てられる役”が似合うのは?

 A 松山ケンイチ     B 瑛太

というのがあって、この設問、一体どこがオタクに関係あるのか小一時間悩んでしまいましたよ(嘘です)。
私はBを選んだんですけど、結果がオタク度20%以下だったということは、Aの松ケンを選ぶべきだったのか。
少なくともこの設問を作った人的には、松ケンの方がオタク(というか腐女子?)受けするという認識なんですかね。
Yahooのオタク定義がよくわかりませんよ…。

しかし、“下僕のように尽くしたのに捨てられる”というシチュエーションは萌える。あの痛さが好きだわ。
“捨てる”とか“捨てられる”とか、そこにあるキャラの感情って、恋愛に付随する感情の究極の痛みだと思うんですよね。
なんかその究極感が萌えるのかもしれない。
でもって、捨てる側に立てばSの快感を味わえ、捨てられる側に立てばMの快感(?)を味わえると…精神的SMモノが好きな人間には最高の萌えシチュなんじゃあ。

ただ、「捨てられ」ネタでも最後に救いがないと、ヘコんで萌えどころじゃなくなるんですよ。
相手とよりを戻すか、違う相手とくっつくか、どっちでもいいけど、別れただけで終わりってのは厭だな。
死にネタもそうだけど、その手のラストに漂うやるせなさが苦手なのかも。
感情の持って行き場がないというか…要するにカタルシスがないということでしょうか。
つまりは、やっぱハッピーエンドが好きなんだよなあ。
別れネタはハピエンを盛り上げるためのスパイスであってほしいです。

Comments

レイラ | 2008/08/06 03:27 PM
こんにちは。
え〜、松ケンと瑛太って!?なぜにこのふたり?私もさっぱりわかりませんわ(笑)

>しかし、"下僕のように尽くしたのに捨てられる"というシチュエーションは萌える。

萌えますよね♪真っ先に思い浮かんだのはツルゲーネフの『初恋』なんですが、ももさんは読まれていますか?
小学生のときに読んだ『愛と誠』のなかで、ユキ(花園スケバングループのカリスマ裏番/笑)が
いつも木陰で読んでいたんですよ。
その印象が強く残っていたので中学生になってから『初恋』を読んだんですが、なんかこうムラムラと
得体のしれない感情に支配されてしまって、とても記憶に残る一冊になってしまいました。
中学生のとき感じたあのモヤモヤムラムラとした感情はなんだったのか、たった今謎が解けました!

>捨てる側に立てばSの快感を味わえ、捨てられる側に立てばMの快感(?)を味わえると...
>精神的SMモノが好きな人間には最高の萌えシチュなんじゃあ。

コレですよ、コレコレ!
思えば『愛と誠』も、精神的にも肉体的にもとってもSMだったわ〜。
鞭で散々打たれたあとに塩を振り掛けられたり…。
どうりでテンション上げまくって読み耽ったはず。
ってか、梶原一騎原作の作品ってほとんどSMのような気がします。
やりすぎてほとんどギャグとしか思えないシーンもたくさんあって笑えますけどネ。

>ただ、「捨てられ」ネタでも最後に救いがないと、ヘコんで萌えどころじゃなくなるんですよ。
>死にネタもそうだけど、その手のラストに漂うやるせなさが苦手なのかも。

歳のせいか、私も最近はハッピーエンドが好きになりました。
BLを読んだときくらい幸せな気分に浸りたいっすよね!
『フラワー』のDr.谷脇くらいに超越したひとでなしキャラだと「谷脇だもんな…」ってかんじで
逆に納得しちゃうんですけどネ(笑)
もも | 2008/08/07 07:34 PM
レイラさん、こんばんは。
マイ萌えシチュに共感していただけてうれしいです〜♪

>真っ先に思い浮かんだのはツルゲーネフの『初恋』なんですが、ももさんは読まれていますか?

これは読んでないんですよ〜。
タイトルと内容にギャップがあるとか聞いてたんですが、そういうことだったんですね!(笑)
こんなリリカルなタイトルなのに、SとかMとかで思い出しちゃうなんて。きゃー。
興味湧いたので、私も読んでみることにします〜。

『愛と誠』とはまた濃ゆそうな!(笑)
これもタイトルしか知らないんですが、小学生が読んでも大丈夫なんですかっ!?
レイラさん、すごいっす!
しかし、木陰でツルゲーネフ読むスケバン、カッコイイですね〜。

>思えば『愛と誠』も、精神的にも肉体的にもとってもSMだったわ〜。

そ、そうなんですか!?
鞭とか塩とか、なんかすごいハードなのを想像しちゃうんですが!><
ていうか、梶原一騎のマンガだったとは知りませんでしたー。
梶原一騎といえば、わたし的には『巨人の星』と『あしたのジョー』だなあ。
『巨人の星』はアニメで観ただけですけど、『あしたのジョー』はマンガも読んでハマりましてねえ…。
この作品、ちばてつやの功績もかなり大きかったようですが、レイラさんのコメント読むと、梶原一騎の過剰性をちばてつやがほどよく中和してたんじゃないかって気がしてきますね。
それはそうと、『ジョー』ってキャラ萌えした初少年漫画だったような。
ジョーがカッコよすぎでした…。

>BLを読んだときくらい幸せな気分に浸りたいっすよね!

そうそう、それに尽きますね〜。
谷脇は谷脇なので許される部分が大きそうですね。ある意味得なキャラかも(笑)

Comment Form

Remember Me?

Trackbacks