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作品版・少女漫画経験値

よく行くブログで見かけて、面白そうだったので拾ってきました。
ほぼ昭和生れ向け、というよりOver30向けの内容です……すみません(汗)。
長いので途中で折り畳んでます。全部で100項あります!


ルール
●知らない:×、知っているが未読:△、読んだ事がある:〇、購入した事がある:◎

上の基準に従ってチェックしていってください。
その後でそれぞれの作品や、同じ著者の好きな作品、連想などについて語ってみると、見る人は一層楽しめるかも…?


------ここからスタート------

1 愛田真夕美『マリオネット』
〇 主人公の少年がジルベールみたいだった記憶あり。でも最後は至極まっとうに女の子とくっついたような。

2 青池保子『エロイカより愛をこめて』
◎ 伯爵派でしたー。新刊出るたびに前の巻読み直して復習してたなあ…面白かった。

3 赤石路代『P.A.』
×

4 秋里和国『それでも地球は回ってる』
〇 ホモが出てきたことは憶えてる。

5 あさぎり夕『なな色マジック』
△ ここであさぎりテンテーに遭遇しようとは!

6 あしべゆうほ『悪魔の花嫁』
〇 小さい頃は本気で怖かった。これより『クリスタル・ドラゴン』の方が好きでした。

7 有吉京子『SWAN−白鳥』
〇 ニジンスキーのホモ話を読んだことだけ憶えてる。

8 いがらしゆみこ『キャンディ・キャンディ』
◎ 小さい頃は大好きでした! 今から思えば結構ハーレクインっぽかったかも。
  権利関係で揉めて今は絶版になってるそうで、残念です。手放さなきゃよかったかなあ…。

9 池田理代子『オルフェウスの窓』
◎ これはもう、本当に想い出ありすぎです。
  第一部(単行本にして全7冊)、恋愛と復讐劇と音楽とが絡み合って展開する物語の密度の濃さは、第一級のエンターテイメントだと思う。

10 池田理代子『ベルサイユのばら』
◎ 少女マンガ原体験作品。初めて読んだ時は子供だったせいで、ルイ・シャルルが国王の子でない云々の件りが意味不明だった…。

11 池野恋『ときめきトゥナイト』
△ 読んだことある気もするけど憶えてない……。

12 一条ゆかり『砂の城』
〇 最近昼メロになってませんでしたっけ? あのドロドロ具合は結構好きだった。

13 一条ゆかり『有閑倶楽部』
△ これも読んだ気もするけど憶えてない……。登場人物の名前がすごかったような。

14 樹なつみ『OZ』
〇 結構泣ける話だったような。面白かったことはよく憶えてるんだけど…。

15 樹なつみ『花咲ける青少年』


16 今市子『百鬼夜行抄』
◎ 10巻あたりでストップしてます…。

17 内田善美『星の時計のLiddell』


18 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』
◎ これも最終回手前で挫折…。

19 遠藤淑子作品(『ヘヴン』『マダムとミスター』など)
×

20 逢坂みえこ『永遠の野原』
×

21 大島弓子『綿の国星』
〇 あまりしっかり読んだことがないです。大島さんのは『バナナブレッドのプディング』が一番好き。

22 岡野玲子『陰陽師』
〇 画はきれいで好きなんだけど、話に今ひとつ入り込めなかった。

23 小川彌生『きみはペット』
△ このへんになるとさっぱり…。

24 神尾葉子『花より男子』
△ これも。

25 河惣益巳『ツーリング・エクスプレス』
〇 シャルルとディーンのその後を聞いたときは相当驚いた。

26 川原泉『笑う大天使』
◎ 和音さまの番外編が好きだったなあ。

27 川原由美子『前略・ミルクハウス』
△ 『観用少女』はちょっと読んでみたい。

28 木原敏江『摩利と新吾』
〇 今思えば、結構JUNE??

29 木原敏江『夢の碑』
〇 耽美な鬼の話だったような。

30 くらもちふさこ『いつもポケットにショパン』
◎ カルピスCMじゃないけど、男の子と女の子の“甘酸っぱい距離”を描かせたら、くらもちさんの右に出る者はいないと思う。
  くらもちさんらしい音楽描写もすごくよかった。

31 くらもちふさこ『天然コケッコー』
◎ ゆったり流れる田舎の時間が心地よかった。ロハス漫画?

32 CLAMP『東京BABYLON』
△ CLAMP作品を読んだことがない。

33 高河ゆん『アーシアン』
◎ 最終回を読めなくて辛かったことが一番印象深い作品。当時ネットがあったら、血眼でネタバレ捜してたろうなあ。

34 小花美穂『こどものおもちゃ』
×

35 さいとうちほ『円舞曲は白いドレスで』
×

36 佐々木倫子『動物のお医者さん』
◎ 菱沼さんの服の趣味が愉しかった。

37 佐藤史生『夢みる惑星』
△ 友人がやたら絶賛してたので、いつか読もうと思いつつそのまま…。

38 椎野鳥子『クローバー』


39 市東亮子『やじきた学園道中記』
〇 きたさんが好きでした。

40 紫堂恭子『辺境警備』
×

41 篠原千絵『闇のパープル・アイ』


42 篠原千絵『天は赤い河のほとり』


43 清水玲子『輝夜姫』
△ 

44 清水玲子『月の子』
〇 展開がもったりし過ぎてて途中挫折。

45 庄司陽子『生徒諸君!』


46 鈴木由美子『白鳥麗子でございます』
△ ドラマ版の印象が強烈だった。

47 惣領冬実『3-THREE』


48 高尾滋『ディアマイン』
×

49 高口里純『花のあすか組!』
〇 ASUKA創刊時の巻頭マンガじゃなかったっけ?

50 高屋奈月『フルーツバスケット』


51 竹宮恵子『地球へ…』
〇 最近アニメがリメイクされたようですね。

52 竹宮恵子『風と木の詩』
◎ 泣きすぎて目が腫れました。オーギュが大好きだったので、ジルベール幼少時のマルセイユ篇は個人的神パートです。

53 多田かおる『イタズラなkiss』
△ マーガレット、高校まではよく読んでたんですが。

54 田村由美『BASARA』


55 津田雅代『彼氏彼女の事情』
△ 

56 紡木たく『ホットロード』
〇 一時代を築いた方だった気がする。独特の抒情性が好きだった。

57 名香智子『PARTNER』


58 中山星香『妖精国の騎士』


59 那州雪絵『ここはグリーンウッド』
〇 ドラマ化されると聞きましたが…。

60 成田美名子『CIPHER』


61 成田美名子『エイリアン通り』


62 なるしまゆり『少年魔法士』


63 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』
〇 3巻あたりで挫折。

64 萩尾望都『トーマの心臓』
◎ 『ポーの一族』、『残酷な神が支配する』と並ぶ名作だと思う。『トーマの心臓』の“愛”と『残酷な〜』の“愛”の描き方は対照的ですね。

65 萩尾望都『ポーの一族』
◎ 永遠の時を生きるバンパネラに託して、人生の哀しみ、喜び、はかなさを見事に描出した作品ではないかと思う。
  アランを失った時のエドガーが悲しすぎて、辛かった。

66 榛野なな恵『PaPa told me』
△ ちょっと興味あり。

67 波津彬子『雨柳堂夢咄』
△ 波津さんのも興味あるんだけど読んだことないなあ。

68 葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』


69 柊あおい『星の瞳のシルエット』
×

70 ひかわきょうこ『彼方から』


71 日渡早紀『ぼくの地球を守って』
〇 まさかあんな壮大な話になるとは思わなかった。

72 藤田貴美『EXIT』
△ 

73 細川知栄子『王家の紋章』
〇 まだ続いてるのがすごい!

74 槇村さとる『ダンシングゼネレーション』『NYバード』(同シリーズ)
〇 ダンスの話だったような。

75 槇村さとる『愛のアランフェス』
〇 これ読んでフィギュアスケートに憧れました。

76 松苗あけみ『純情クレイジーフルーツ』
〇 一度がっつり読んでみたい。

77 美内すずえ『ガラスの仮面』
〇 まだ続いてるのがすごい!その2。というか、はたして本当に終る日が来るのか……?

78 水樹和佳子『イティハーサ』


79 三原順『はみだしっ子』
〇 一世を風靡しましたよね。でも、これもしっかり読んだことがない。

80 森生まさみ『おまけの小林クン』
×

81 森川久美『南京路に花吹雪』
〇 黄子満(こんな漢字だっけ?)が鮮烈だった。

82 矢沢あい『NANA』
△ 読んでみたら面白いんじゃないかという気はする。

83 山岸凉子『アラベスク』
〇 これはあまり好きじゃなかったなあ。

84 山岸凉子『日出処の天子』
◎ これも目が腫れるくらい泣いた憶えが。厩戸王子の歪な美しさと子供っぽさが好きです(私の好きになるキャラはこのパターンが多いな)。
  
85 山口美由紀『フィーメンニンは謳う』


86 やまざき貴子『っポイ!』


87 大和和紀『あさきゆめみし』
〇 これのおかげで古文の時間が苦行じゃなくなった(「源氏」の時だけですが)。

88 大和和紀『はいからさんが通る』
〇 環さんが満州へ行く話がすごく好きだった。

89 山本鈴美香『エースをねらえ!』
〇 いわずもがなかもしれませんが、お蝶夫人が大好きでした。

90 由貴香織里『天使禁猟区』


91 吉田秋生『BANANA FISH』
◎ 途中から明らかに作者が趣味に走ってるんだけど、それはそれで面白かった。
  アクションシーンの巧さは少女マンガ随一じゃないかと思う。

92 吉田秋生『吉祥天女』
〇 これも途中から微妙な違和感があったような。

93 吉田渉『ハンサムな彼女』
×

94 よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』
◎ 最後の種明かしに唸らされました。

95 吉野朔実『少年は荒野をめざす』
〇 

96 吉村明美『薔薇のために』
×

97 羅川真里茂『赤ちゃんと僕』


98 わかつきめぐみ『So What?』


99 和田慎二『スケバン刑事』
◎ 今から思うと、かなりトンデモ設定ですよね(笑)。でも、そこがまたよし。

100 渡辺多恵子『はじめちゃんが一番!』



------ゴール! お疲れさまでした------


こうしてみると、自分の趣味の偏りようがよくわかります(笑)。
岩館真理子が入ってないのは何故なんだー。ちょっと残念。

Comments

レイラ | 2008/08/22 03:14 AM
ももさん、こんばんは。
少女漫画経験値、私もやってみました♪読んだことがある作品は6割くらいでした。
意外と読んでないなあ。
あとね、「この作品を入れてほしかったな」と思ったのは『パタリロ』と『伊賀野カバ丸』!
田淵由美子、太刀掛秀子、陸奥A子のりぼん三人衆の作品も捨てがたい!
あと森脇真末味とか、ささやななえとか…。

>4 秋里和国『それでも地球は回ってる』
やっぱ『TOMOI』を入れたいっすよね〜♪

>21 大島弓子『綿の国星』
私も、ももさんと同じく『バナナブレッド〜』が一番好きです。

>31 くらもちふさこ『天然コケッコー』
これ、お休みの間に全巻読みました。
やっぱくらもちさんの描く男の子はカッコイイなあと再確認。

>49 高口里純『花のあすか組!』
BL好きとしては『幸運男子』はハズせない。

>81 森川久美『南京路に花吹雪』
和泉さんの『高楼の夜に罪を咬む』を読んだときにふと思い出して読み返したっけ。

>88 大和和紀『はいからさんが通る』
少尉より編集長が好きだったなあ。

>89 山本鈴美香『エースをねらえ!』
お蝶夫人につきますね!
しかしあの私服は凄かった!フリルたっぷりのブラウスとベルベット(?)のロングスカート!

>91 吉田秋生『BANANA FISH』
『カリフォルニア物語』と『河よりも長くゆるやかに』も大好きです。

なんだかまたいろいろと読み返したくなりました。面白かったです♪
もも | 2008/08/23 10:52 PM
レイラさん、こんばんは。
おお、実際にされてみたんですか!
『パタリロ!』と『カバ丸』、ギャグ漫画の名作として入れたいところですよね〜。

>あと森脇真末味とか、ささやななえとか…。

渋いですね〜! 名作少女マンガランキングでは必ず見かける名前なのに入ってないのは不思議ですよね。

>やっぱくらもちさんの描く男の子はカッコイイなあと再確認。

ホント、あのカッコよさは反則(笑)
くらもちさん、ツボを心得てますよね〜!

>しかしあの私服は凄かった!フリルたっぷりのブラウスとベルベット(?)のロングスカート!

あれはお蝶夫人だから許される、一種のコスプレですよね!(笑)
お蝶夫人ってあだ名からして、イチ女子高生をはるかに超越してるもんなあ…
あの存在感は力石徹とちょっと通じるものがありそうな気がします。
みう | 2008/08/24 01:31 PM
こんにちわ。
もうオリンピックも終了までカウントダウンです。

少女マンガ経験値、わたしもやりました。

 ×41
 △31
 〇 5
 ◎23

△にはアニメで見たのがちょっとあるとはいえ、ホント読んでないなぁ〜としみじみ思いました…。

>4 秋里和国『それでも地球は回ってる』
>やっぱ『TOMOI』を入れたいっすよね〜♪
昔の作品は大好きで、その頃は『TOMOI』は受け入れにくかったです。
まだホモの免疫ほとんどなかったからだと。
『それでも地球は回ってる』は真性M・マザコン・超ナルシストの3人組とパパとママの役割が逆転してる両親を持つ主人公の女の子の話ですね。
『THE B.B.B』がゲイが出てくるやつですね。
これ読んで、どうしてもタヒチに行きたくなって、後々新婚旅行タヒチにしたのはワタシです…。

>44 清水玲子『月の子』
この人の作品も好きです。
シビアとシリアスとあたたかいのとちょっと笑えるのがバランスよくて。
でも今の『秘密』がやっぱイイかもです。
しかし、キャラのパターンがこんだけ偏ってるのもスゴイです。

>13 一条ゆかり『有閑倶楽部』
純粋に楽しいマンガですよね。
絵が巧いから怖い話もキョーレツで!

>54 田村由美『BASARA』
この人は『巴がゆく!』とか短編集とかが好きです。
絵はいつの時代もごちゃっとしてるのですが、ストーリーの作り方がイイです。

>56 紡木たく『ホットロード』
中学時代のバイブルですかね。
親も警察も普通に怖かったけど、必ず芽生える反抗心とかを、読むことで代弁してもらってたみたいな。

>91 吉田秋生『BANANA FISH』
初めて読んだとき衝撃でした。
まず絵が少年マンガみたいというか、男性向けのマンガを描いてる人かと思ったし、書かれてる内容も、自分が読んできた少女マンガとは全く違う質で、こういうマンガもあるんだ〜!と驚いたものです。

>70 ひかわきょうこ『彼方から』
この人はどんなベタな内容でも好きです…。もう藤臣くんからととさままで。
脇役や背景まで、内容も絵も描き込まれてて、好きです。

名作だといわれているもので読みたいものは沢山あるのに、なかなか読めない!
その理由の一つはBLに目覚めてしまったからだと…思ってます。ホントに。
もも | 2008/08/26 09:28 PM
みうさん、こんばんは。
あ、丸がつぶれてないー! そうか、漢数字の丸を選べばよかったんですね。
早速直しましたw

>『THE B.B.B』がゲイが出てくるやつですね。

そっちでしたかあ!
いやー自分でも書きながら、「もしかして違うやつだったかも」って思ってたんですが(笑)
ついでに『SWAN』も記憶違いだったようで、ニジンスキーのホモネタが出てくるのは有吉さんの別作品でした。うは。
見事にホモしか憶えてない私。

秋里さんのは『デッドエンド』っていうすごい鬱漫画が一番印象に残ってるかなあ…。
作品そのもの以上に、これを肴に友人と話したアレコレが面白かったので、そのせいかもしれませんが。

田村由美さんとかひかわきょうこさん、すごい人気でしたよね〜。
残念ながらどちらも読んでないんですが、藤臣くんの名前だけはよく憶えてます!

>名作だといわれているもので読みたいものは沢山あるのに、なかなか読めない!

どんなジャンルでも「これは読んでおかねば!」的作品ってありますよねえ。
私もそういう本が山ほどあるんですが、なかなか手に取るタイミングが訪れず…。
まあでも、読書って娯楽だし、無理せず今読みたい本を読んどけばいいのかなと思ったりしてます。

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