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2勝1敗みたいな

MYSTERIOUS DAM!シリーズが出ていたあああ! それも1ヶ月も前に…。
早速買ってきて速攻で読みました。
ついでに積読BLタワーを少し崩してみた……んだけど、改めてチェックしてみると、もう読みそうにない未読本が結構あるんだよな。
古本屋に持ってくのは恥ずかしいし、可燃ごみに出すのは気が引けるし、うーんうーん、どうしよう……。


『電脳天使殺人事件』五百香ノエル/画・松本花

新作読めてうれしいでっす。やっぱこのシリーズ好きー。
毎度のことながら物語終盤になると、さあ天音が窮地に陥るぞー、浮名が助けに来るぞー、とワクワクしちゃうんですよね。黄門様の印籠登場みたく。
でもマンネリっぽく感じないのは、キャラの内面描写が毎回どこか新鮮だからかも。
最初はまるで翳のなさそうに見えた浮名が、実はドロドロとしたものを抱えていたりとか。
そういうのが、薄皮をはぐように見えてくるところに萌えます。

『愛の深さは膝くらい』依田沙江美

これ、奥付見たら4月発行になってた…半年以上寝かせてたのか。3ヶ月くらいかと思ってたのに。
高校生モノって依田さんの得意パターンなんすかね。今回も可愛くて萌えましたー。
攻の先生がぜんっぜん罪悪感ないところがいいわ(笑)。
外面よくて、一見先生っぽいんだけど、やる気とか使命感とかそんなもんナッシングのニート予備軍のチャラ男くんなとこも、こういうのいるいるーとリアルで面白かった。
で、そんな軟派な攻が不意に誠意を見せたりすると五割増しでカッコよく見えるんだよねえ。
当て馬(?)師範代の車をボコりそうになるシーンとか。おー、やる時はやるんだな、とポイント急上昇でした。
受の昴の耳年増なお子様っぷりも可愛い…。でもこれ、本懐遂げるまでに相当かかりそうだよね…(笑)。

『死ぬほど好き』山田ユギ

うーん、これはイマイチだった。
とりあえず萌えがあったのは「明烏」と「夢泡雪」かな。
受の「君みたいな子に本気になって捨てられたら、たぶんもう立ち直れない」という述懐が切なかった。
なんかこのカップルって、“ノンケ”とか“ゲイ”とかの言葉がハマるというか、本当にこんなシーンが日本のどこかで展開されてそうな気がしました。
あ、それと「愛がどうした」の親カプ、見覚えあるなと思ったら、前の短篇集に出てたんですね。読み返してみようっと。

Comments

レイラ | 2008/12/18 09:25 PM
ももさん、こんばんは♪
>改めてチェックしてみると、もう読みそうにない未読本が結構あるんだよな。
>古本屋に持ってくのは恥ずかしいし、可燃ごみに出すのは気が引けるし、うーんうーん、どうしよう……。

読みそうにない未読本ですか?
興味を持って買ってはみたものの、なんとなく読むきっかけを逃してそのまま放置していたらすっかり興味をなくしてしまったというパターンかな?
コレは私もたま〜にあるんですが、処分する前に一応斜め読み程度には読んでみることにしてます。
で、やっぱり読む気にならないと処分ということになってしまうのですが、私は潔く廃品回収に出してしまいます♪
表紙をとっって紙袋に詰めて出します。作家さんにとっては古本屋さんに持っていかれるよりはいいんじゃないかなと思っているのですがどうなんだろ……。

>『愛の深さは膝くらい』依田沙江美

まっ、ももさんたら半年以上寝かせていたのですか?(笑)
私はマンガの場合、ほとんど買った日に読んじゃうなあ。

>そんな軟派な攻が不意に誠意を見せたりすると五割増しでカッコよく見えるんだよねえ。

そうそう。まさにギャップ萌えですよね♪
やるときゃやるぜ!キメる時はキメるぜ!ってのはかっこいい攻様の基本ですよね♪
依田さんが描く攻ってなんか人間くさくて好きなんですよ!

この作品は書道部という地味〜な部活が描かれていますが、こういうところもリアリティがあって好きです。
もも | 2008/12/21 10:38 PM
レイラさん、こんばんは。

BL本の処分方法、頭の痛いところですよね。
私も可燃ごみに出す時は紙袋等に入れ、外からは絶対に見えないようにしてます(笑)
資源ごみに出す勇気はないのですが…でも案外他の資源ごみに紛れてわからないものなのかな。

依田さんの攻めキャラ、いいですよねー。
石倉も先生らしく昴を諭しておきながら、頭の中では「この子の汗はどんな味がするだろう」なんてエロいこと考えてたり(笑)、でもそれが変態っぽくならず、ドキッとするくらい色っぽいとこが依田さんらしいなあと思います。
まさにギャップ萌えですね!

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