2011年備忘録的な何か
まったくもって自分のための2011回顧録です。東京中心なのです。
3月11日20時頃の田町近辺です。
着いた途端に地震に遭遇し、どうにかこうにか友人と落ち合い、長い道のりを友人宅まで歩き始めたところ。
東京タワーがあまりに綺麗だったので、陸橋の上から写しました。
みんな黙々と歩いていて、なんか妙な一体感があったなあ……。
中央区を出た辺りから徐々に徐々に人が減って、淋しくなっていったんですけれども。(友人の家はわりと最果てだった)
そんなわけで当然ながら、この時は殆どどこへも行けず。
唯一観れたのが↓の「ボストン美術館浮世絵名品展」@山種美術館でした。
これ観に行ったのが確か13日。すでに電車も普通に動いてて、この時は今のような事態を予想だにしなかった気がする。
美術展は役者絵や美人絵が中心の、江戸の風俗を生き生きと伝え――といった趣きのものでした。
なんか最近和食を食べたいと思うことが多いんだけど、絵画も、西洋画より浮世絵や日本画に食指が動くんですよね。
人間、齢とると嗜好が変わるんだなあ…としみじみ実感する私。
もう1枚のチラシは9月に行った時のもので、「実況中継EDO」展@板橋区立美術館。
この美術館の企画展は本当に学芸員の愛がこもってる感じ。
小粒ながらもお客さんを愉しませようというサービス精神に溢れてるんですよ〜。
そして実況中継EDO展の見物は、なんと云っても伊能忠敬の「日本沿岸輿地図」!
一目見ただけで伊能忠敬の凄さがわかるシロモノ。
普通に今使ってる地図と寸分違わなく見えたんですけど…あれを一人で測量して作ったとか…伊能忠敬、何者?と思わずにはいられない。
他にも、日本人の記録好き、収集好きなところがよくかる展示品が多く、「こんなに細密な記録とる(しかも趣味で)民族って他にいねーよなー、恐るべしオタク魂だわ」などと感慨深かったです。
板橋美術館の幟(笑)。可愛すぎるだろー。
都営三田線の確か高島平あたり(板橋美術館へ向かう途中)。
車両内に自分一人になったので、思わずパシャリ。
東京でもこんなことがあるんだわーとなんか妙にワクワクしてました。
この時はあんまり興味を惹かれる美術展がなくて、「これでも行くかー」(すみません!)ともいっこ選んだのが「皇帝の愛したガラス」展@東京都庭園美術館。
エミール・ガレの“ヒキガエルとトンボを描いた花器”が結構好みだったな〜。
ヒキガエルとトンボの組合せがなんかシュールというか、ガレの趣味なのか何かの影響なのか……ちょっと興味が湧いたり。
庭園美術館正面入口でお出迎えしてくれたシーサー(?)。
とても東京都心にあるとは思えない庭園美術館の庭園(と云いつつ東京って結構緑多いよね)。
夏場は絶好のオアシスって感じです。気温が2、3度違いそう。
宗谷丸@船の科学館。
この写真撮った時は名前しか知らなかった宗谷丸、その後ドラマ「南極大陸」で話題になり(観てなかったですが)、「ああ、あの船!!」と思ったのでした。
今こうして見ると、なんだかとても健気な姿に見えてくる。
去年は他に正倉院展(母のお供)とか山陰の温泉とか鳥取砂丘とかに行きました。
正倉院展、行く前から戦々恐々だったんですが、やはり!案の定!ものすごい人人人!!! 入館するまでに果てそうになった。
でも、奈良公園の鹿も見られてよかったよ(何の関係が…)。
温泉は、やや鄙びた場所にある古い旅館で、そのもの淋しい感じが何故か好きでした。ああまた行きたい。
3月11日20時頃の田町近辺です。
着いた途端に地震に遭遇し、どうにかこうにか友人と落ち合い、長い道のりを友人宅まで歩き始めたところ。
東京タワーがあまりに綺麗だったので、陸橋の上から写しました。
みんな黙々と歩いていて、なんか妙な一体感があったなあ……。
中央区を出た辺りから徐々に徐々に人が減って、淋しくなっていったんですけれども。(友人の家はわりと最果てだった)
そんなわけで当然ながら、この時は殆どどこへも行けず。
唯一観れたのが↓の「ボストン美術館浮世絵名品展」@山種美術館でした。
これ観に行ったのが確か13日。すでに電車も普通に動いてて、この時は今のような事態を予想だにしなかった気がする。
美術展は役者絵や美人絵が中心の、江戸の風俗を生き生きと伝え――といった趣きのものでした。
なんか最近和食を食べたいと思うことが多いんだけど、絵画も、西洋画より浮世絵や日本画に食指が動くんですよね。
人間、齢とると嗜好が変わるんだなあ…としみじみ実感する私。
もう1枚のチラシは9月に行った時のもので、「実況中継EDO」展@板橋区立美術館。
この美術館の企画展は本当に学芸員の愛がこもってる感じ。
小粒ながらもお客さんを愉しませようというサービス精神に溢れてるんですよ〜。
そして実況中継EDO展の見物は、なんと云っても伊能忠敬の「日本沿岸輿地図」!
一目見ただけで伊能忠敬の凄さがわかるシロモノ。
普通に今使ってる地図と寸分違わなく見えたんですけど…あれを一人で測量して作ったとか…伊能忠敬、何者?と思わずにはいられない。
他にも、日本人の記録好き、収集好きなところがよくかる展示品が多く、「こんなに細密な記録とる(しかも趣味で)民族って他にいねーよなー、恐るべしオタク魂だわ」などと感慨深かったです。
板橋美術館の幟(笑)。可愛すぎるだろー。
都営三田線の確か高島平あたり(板橋美術館へ向かう途中)。
車両内に自分一人になったので、思わずパシャリ。
東京でもこんなことがあるんだわーとなんか妙にワクワクしてました。
この時はあんまり興味を惹かれる美術展がなくて、「これでも行くかー」(すみません!)ともいっこ選んだのが「皇帝の愛したガラス」展@東京都庭園美術館。
エミール・ガレの“ヒキガエルとトンボを描いた花器”が結構好みだったな〜。
ヒキガエルとトンボの組合せがなんかシュールというか、ガレの趣味なのか何かの影響なのか……ちょっと興味が湧いたり。
庭園美術館正面入口でお出迎えしてくれたシーサー(?)。
とても東京都心にあるとは思えない庭園美術館の庭園(と云いつつ東京って結構緑多いよね)。
夏場は絶好のオアシスって感じです。気温が2、3度違いそう。
宗谷丸@船の科学館。
この写真撮った時は名前しか知らなかった宗谷丸、その後ドラマ「南極大陸」で話題になり(観てなかったですが)、「ああ、あの船!!」と思ったのでした。
今こうして見ると、なんだかとても健気な姿に見えてくる。
去年は他に正倉院展(母のお供)とか山陰の温泉とか鳥取砂丘とかに行きました。
正倉院展、行く前から戦々恐々だったんですが、やはり!案の定!ものすごい人人人!!! 入館するまでに果てそうになった。
でも、奈良公園の鹿も見られてよかったよ(何の関係が…)。
温泉は、やや鄙びた場所にある古い旅館で、そのもの淋しい感じが何故か好きでした。ああまた行きたい。
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