BLから抜け出てきたような

お久しぶりです!
気がついたら前回の更新から半年近く経ってました。

いやそれにしても毎日暑いですね。
春先に「桜の開花が早い年は猛暑になるそうですよ〜」って聞いてへーと思ったんだけど、本当だったのかー!
しかし、猛暑にも限度があるよね……中東より暑いとかどうなん、それは。
もしかして今世界で一番暑い国だったりして、日本。

先日遭遇したニュース↓
http://eiga.com/news/20130805/16/

ベン・ウィショー? WHO? でも同性婚とかカムアウトした海外芸能人っていかにもというか、イマイチ萌えない人が多いしな〜、と誠に勝手な先入観を抱きつつ検索してみたら――キャーキャー! めっちゃ萌えるじゃないですかー!

なんか腐女子界隈で“BLから抜け出てきたような”と形容されてるらしいんですが、うーん、確かにそんな雰囲気。
「スカイフォール」のQとかQとか。直球ど真ん中だよねえええ。

そんなわけで俄にフィーバー到来したので、ウィショー君出演作を借りて観ています。
まずは「スカイフォール」と「テンペスト」。

『007/スカイフォール』Skyfall     2012年 イギリス/アメリカ

007/スカイフォール [Blu-ray]

007にもダニエル・クレイグにもほぼ興味がないので、こんなことでもなければ観なかっただろうなあ…となんにも期待せずに観始めたんだけど、予想に反してかなり面白かったです。
イギリスってこんなアクション娯楽大作作れるんだー、すごいなあ……そして羨ましいなあ……。
暗い過去持ちで、スーパー攻め様から程遠く、あれこれ葛藤する人間臭いボンドでしたが、これが21世紀の007像なんだなーとちょっと感じ入ってしまいました。
でも要所要所でちゃんと決めるところはさすがボンド、みたいな?

ベン・ウィショー演じるQは線の細いITオタク風キャラでした。
オタクだというのに、中身がウィショー君だとこんなに魅力的になるんだわー。
確かにマンガに出てきそうな……高校の化学部で副部長やってる、謎めいた切れ者キャラ(でも実は天然)っぽい、そんな雰囲気。
出番は少なかったけど美味しいキャラだと思います。次回作ではもっと出番増えるといいなっ。


『テンペスト』The Tempest     2010年 アメリカ

テンペスト [DVD]

これはつまんなかったなー。
原作の『あらし』、すごく好きなんですが、この映画についてはよくもここまで退屈な作品に仕上げられるなとしか思えない…。
そもそもプロスペローを女に変えてるところからしてもう、何の必然性もない改悪だし。
せっかくのヘレン・ミレンがまったく活かせてないし、全体的に創意工夫がない感じ。
ただベン・ウィショーのエアリアルは結構よかったんじゃないかな、贔屓目抜きで。
全裸なのは眼福でしたが…いや謎でしたが、もっといかにも妖精風な衣装着せてあげてほしかった気も……絶対似合うと思う!