手当たり次第に読んでみた

行きつけのTSUTAYAが今月いっぱいレンタルコミック割引キャンペーンやってるので、例によっていろいろ借りてきました。
今週末からDVD&ビデオの半額レンタルも始まるようなので、そっちも何か借りたい…んだけど仕事がなあ…。
何故か今『NIGHT HEAD』が脳内で微妙に再燃中…なんですよ。うわー直也の「兄さん!」が聞きてー!
思えばこれが兄弟萌えの原点だった。

話を戻してマンガですが、とりあえず話題になってる漫画を片っ端から借りてみました。
人気作品って当然ながら連載モノ(しかも長期連載)が多いので、レンタルコミックでまず試し読みできるのは助かります、個人的に。
見事ハマったら全巻購入! いやっほう! なんだけど、そこまで行く割合って案外少ないんだよなあ…最近じゃあデスノくらいか。
中高生の頃の方がばかすか買ってた気がする。

以下、一言感想。

『さよなら絶望先生 第一集』久米田康治
面白かった。けど2巻以降の展開も基本的に同じなら、これだけでいいかな。
ギャグが世相を反映してるよねー。病んでいながら乾いてて、繊細でいながら図太い感じ。

『銀魂』空知英秋
面白えー!! とりあえず4巻まで読んだ。現在25巻まで出てるのかあ…ふうー、先は長いぜ。
ジャンプはもういいかなと思ってたけど、こういうゆる〜いギャグならいいかも。かなり好き。
主役の銀さん始め、キャラがみんな強烈に立ってるのはジャンプらしいですね。
新選組好きの土方信者なんですが、この話の中だと攘夷派に肩入れしてしまいそうだわ…いや、でも「真選組」も捨てがたい。
ていうか、まあどっちも魅力的ということで。

『HUNTER×HUNTER 1』冨樫義博
これが噂に聞く冨樫作品かあ、やっぱすごいなあ…となんか感動しつつ面白く読みました。
なんつーか、こう、生れながらの漫画家的な才能がびしびし伝わってきますね、紙面から。

『チェーザレ 1』惣領冬美
面白かったけど微妙に薄味に感じたのは、『銀魂』とか『医龍』とかの濃ゆい後味のせいですかね。
メインキャラというか登場人物全員 男!なのに感動。でも、ルクレツィアとか出てくるよね、そのうち。
とりあえず2巻以降も借りてみる。

『医龍 1』乃木坂太郎(原案/永井明)
これも面白かった。
最初は決めアクションとか絵柄の濃さにちょっと引いたけど、すぐに馴れたよ。2巻以降も借りる!
いきなり汗臭そうなベッドシーンで始まった時は、おお、さすが青年マンガと思いました。
破天荒な天才外科医って一種のステレオタイプなんだろうけど、魅力的だよなあ。
それにしても、使い古された設定でこれだけ面白い話が出来るってことは、やっぱ重要なのは料理法なんだよなあと思います。

残りは未読で、『聖☆おにいさん 1』『クロサギ 1』『蟲師 1』と『銀魂』が6巻まで。
まるで一貫性のないラインナップ……また気が向いたら感想書きます。

オタク日記in東京

羽田



連休中に東京へ行ってきました。
友人に逢ったり、美術展行ったり、同人誌ショップ巡ったり巡ったり巡ったり、してました。
久々にいろんな種類の刺激受けまくって愉しかったです。
あー東京はいいな。
今回は池袋に日参してたので、池袋の地理に詳しくなった(気がする)。
池袋のあの猥雑さって、ちょっと梅田の地下街とか難波を思い出させるなあと思った。

わりとどうでもいい(というか、いつもどうでもいいネタばっかなんですが)ことで、K−BOOKSやまんだらけに行った後友人に「どこ行ってたの?」と訊かれるのがものすごく困りました。
つい正直に「渋谷」とか「池袋」とか答えちゃうと、「何買ったの?」と追い討ちの質問が来るんですよ。
わざわざ渋谷や池袋まで行って買うほどのもんが思い浮かばず、「いやあ、ちょっと」とかテンプレ通りの怪しい答しか出てこない自分が憎ひ。
その後は微妙な間と「ふーん」が続くわけですが……この数秒間が一番心臓に悪い。
でも非オタクな人なら、池袋=腐女子の連想はしないよねえええええ!と強引に自分を納得させておいたけど、思い出すたびやっぱ冷や汗タラタラなんだな…。

上の写真は、これを除いて使わずじまいだったデジカメで唯一撮った羽田空港の夜景です。
飛行機写ってないと、ただの倉庫にしか見えませんね。

菅丞相とオフィーリア



もいっこ、足を運んだ美術展のチラシ。
ジョン・E・ミレイ展とベルギー・ロイヤルコレクション展なんですが、続けて観ると対照的で面白かった。
浮世絵って、漫画の源流みたいだなあと思いました。描線の単純さとかデフォルメの仕方とか。
西洋絵画のような写実性とは対極にあるのに、町の情景も人間の表情も吸い込まれるように生き生きとしてるんですよね。
夜店の喧騒とか白粉の匂いとか、本当にその場にいるかのごとく伝わってきて、こういう実感って日本人だから味わえるのかなと思った。

美術館へ行くとよく思い出すのが、長野まゆみの「白昼堂々」という短篇(長篇もありますが、元ネタの短篇の方)です。
華道の家元後継の少年とアメフット部エースの青年が主役の、少女漫画チックというかBLチックというか、むしろまんまBLなお話。
ふたりが出逢うのが美術館なんだけど、このエピソードがすごく印象的なんですよ。いやもう、すごい少女漫画なんですけども。
そして、その後の展開も少女漫画で、ありえないくらいにハッピーエンドです。でも、そこがいい。
時代背景が1970年代ってのも好き。
其処此処に今は失われた懐かしい風景があって、それだけでも何か甘酸っぱい気持ちになります。

ブラックホールインマイルーム

なんと。9月に入ってから10日もたっていた。早っっっ!

ところで。
目の前にCD-Rが一枚あります。
しかし、私はこれを焼いた憶えも、もらった憶えも、借りた憶えもありません。
どこから湧いて出たものか、気が付いたら、他の音楽CDにまぎれこんでました。
まさに「なんぞこれ」という心境です。こえええ。

あ、肝心の中身はドラマCDでした。
最初に歌が入ってて、その後にドラマパートがいくつか入ってる感じ。
「アスラン」とか「キラ」とか云ってたので、たぶんガンダム……でも、ガンダム殆ど知らないんだよ…。
私にこれをどうしろと…!
いやマジで、出所がわからないぶん扱いに困ります。捨てていいものやら。どうなんだ。

まあそもそも、私の部屋がカオスなのが悪いとも云える。
しかし、今までモノが消失することは数あれど、出現することはなかったので、さすがに驚きましたよ。
ちなみに、今まで消えたものの中で一番口惜しかったのはデジカメのSDカードです。
まだ殆ど使ってなかったのに…ブラックホールに吸い込まれたがごとく忽然と…うおおお、私の3000円が!!(涙)

こういうことがある度、このカオスをなんとかせねば!と一時的に奮起します。一時的に。

さて今日はこれからDVD3枚観ます。
自分ってつくづく夏休みの宿題を8月31日にやるタイプ…。