ちなみに女性客9割

ネットでも現実世界でもウィルスが猛威をふるってますね。
巡回サイトのひとつがウィルス感染の為に一時閉鎖されてしまい、意気消沈してますよ…無事復活してくださいね…。
そして現実ウィルスのために、部屋のどっかにあるはずのマスクを捜すこと2日間、やっと発掘しましたー。あってよかったー!

それはさておき、先日、映画『ハゲタカ』の試写会に行ってきました。
大森南朋と訓覇Pの舞台挨拶付き。噂どおり、南朋さんはテレビで見るより細かったです。
脚とかめっちゃ細く見えたなあ。あと、思ったほど猪首でもなかった。普通にスタイルよかったです。
すごく飄々とした雰囲気の方だったんですが、黒い帽子にヒゲってのがその印象に拍車かけてたかも。俳優というよりミュージシャンっぽい感じ? 
でもって、やっぱりお父さんによく似てるなあと思った。

お話の中で印象に残ったのは、
訓覇P「とにかく男の映画です。スーツです」
南朋さん「自分にとってすごく思い入れのある作品(←2回云ってた)」
そして、お二人とも、この映画が上質のエンタメ作品だということを強調してらっしゃいました。
実際、ドラマ以上にジェットコースター展開のエンタメ作品でしたね。濃かった!

でまあとにかく、男、男、男と、訓覇Pのお言葉通り、潔いくらい男だらけの映画だったです。
公開されたらまた行きます〜。
以下、ネタバレってほどじゃないけど念の為に隠します。

愛ってなあに

俎上の鯉は二度跳ねる


コッテコテの中華料理でした。美味しかったけど、胃もたれもすごい。
ふたりの会話だけで進むページの多いこと、多いこと。セリフもこれまた多いこと、多いこと。
それも緊張の糸がぴーんと張り詰めてて、一瞬たりとも弛まないもんだから読んでる方も疲れるんだよね(笑)。
なんか心理小説っぽいなあと思いました。エゴとエゴのぶつかり合いのハンパなさといったら…お、思い出しただけで疲れる…。
とりあえず感想は吐き出したいけど文章組み立てる気力がないので、箇条書きで。
(めちゃくちゃ長いので折り畳んどきます。興味のある方のみどうぞ)

You Complete Me

ジョーカーって、見れば見るほど知れば知るほど囚われてゆくような、すごい訴求力の持主だなあ…と最近暇があればジョーカーのことを考えてます。
絶対悪的キャラなのに、セリフがいちいち真理をついてたりするんだよな。だから心動かされる。
ジョーカーのセリフを読み解くこと、それすなわち『ダークナイト』を理解することじゃないかと思えるくらい。
もちろんバットマンあってのジョーカーなんですけどね。

『ダークナイト』、都合2回観たんだけどまだ足りない気分…もうDVD買っちゃおうかな。
なんか中毒性があるんですよね、この映画。
とりあえず、どうしても正確なセリフが知りたかったので脚本を捜してみました。
すると! 驚いたことにワーナーのサイトで脚本公開してるじゃないっすかー!!(しかもPDF形式!)
すげー! ワーナー太っ腹!
速攻DL&印刷させていただきましたよ。全141ページ。
今度観るまでに頭に入れとこうっと。

それにしてもだるいなー。連休明けは疲労感が倍増しで襲ってきますね。
あー夏の連休まで長い道のりだなあ…。
下は、夕暮れ時に撮った躑躅の写真。
薄闇の中の白い躑躅って、なんか不思議な妖しさがありました。清楚さと背中合せの官能みたいな。

つつじ

木枯し紋次郎

金曜日の話ですが。
ぐーぐるの急上昇ワードに入ってて「なんで!?」と思ったら、リメイクドラマやってたんですねー。
十数年前にBSでやってたの観て以来、超の付く大ファンなんです、木枯し紋次郎。ただし、市川崑&中村敦夫版に限り。
個人的に紋次郎を超えるヒーローはいないです。永遠の我が心のヒーロー。

しかし江口洋介かあ…うーん、紋次郎演るには優しすぎる印象なんだけどな。
紋次郎って無宿渡世の旅人なわけだけど、それはつまり“昨日もなけりゃ明日もない”、死と隣合せの世界を生きてるってことなんですよね。
ゆえに紋次郎には、常にニヒリズム――虚無感がつきまとっている。
この虚無感をうわっつらでなく表現できる若手俳優っているのかな……ちょっと思いつかない。

まあでも、何事であれ、偉大なオリジナルを超えるのって難しいよね。自分も含め、コアなファンほど排他的だしなあ。
もしまた平成版紋次郎を作る機会があったら、今度は白紙で笹沢佐保の原作に向き合ってほしいですね。
中村版のイメージをぶっ壊すくらいの気概でもって、って今のテレビ業界じゃ難しいのかもしれませんが。

それにしても、何故今「木枯し紋次郎」なんだろう。
こういう泥臭くてリアルな世界観って、今の世の中ではむしろ忌避されそうなもんだけど。
舞台になるのはうら寂れた山村とか漁師町とかで、貧乏人しか出てこないし…お姫様なんて存在しない世界だし…。
おまけに毎度毎度見事に救いのない話ばかりだしねえ…ホントよくこんな暗くて救いのない話を放映できたよな、と感心します。昭和ってすごい。

ていうかある意味、時代劇が昭和のイメージそのものなのかもなあ。
平成を代表する時代劇って思いつかないし。そもそも時代劇の枠自体消えかかってるというし…。
そう考えると『水戸黄門』ってすごいよね。時代を超えて生き続けてるもんなあ。
「サザエさん」と同じ偉大なるマンネリズムだよね。変らずそこに存在してくれる安心感。
つまるところ、いついかなる時代でも、人は予定調和を求めるものってことなんですかね。

3泊4日

『ダークナイト』、面白かったー。
ジョーカーがすごすぎる…バットマンを喰ってるよ!
でも、バットマン役の人も上品なセレブが板についてる感じでよかったです。
特に執事との共犯関係(?)がいい! 萌え。ちょっとデスノのLとワタリを思い出しました。
執事役の俳優、なんか見憶えあるなあと思ったら、マイケル・ケインだったとですか。
品のあるおじいちゃんになったんだなあ…坊ちゃん思いの執事役がぴったりハマッてた。

ジョーカー役の人は映画の撮影直後に亡くなっていたのですね…。
もうこの人のジョーカーは見れないのかと思うと残念でなりません。
ていうかバットマン観たの初めてなんだけど、ヒース・レジャー以外のジョーカーって全く想像できない。
それくらい一体化しちゃってる気がしました、ジョーカーとヒース・レジャー。
それはそうとこの役者さん、『ブロークバック・マウンテン』に出てたんですね。ちょっと観てみたくなった。

さて、前作も面白いとのことなので早速借りてきました、『バットマンビギンズ』。
これ、すごい人気作品らしくて、新作でもないのに3泊4日でしたよ。
そういや昔、『木更津キャッツアイ』がレンタル中ばっかで全然借りられないことがあったんだけど、この時も途中から3泊4日レンタルに切り替ってたなあ。
(ちなみにこのTSUTAYAでは、未だに『池袋ウェストゲートパーク』がレンタルトップ10に入ってる)
相当回転率のいい作品に限ってってことで、なんかちょっとしたVIP待遇だなあと思った、3泊4日レンタル。

そろそろ『MILK』が公開されるんですよね(都会ではもう公開されてる?)。
ガス・ヴァン・サントの新作がなんと!ハーヴェイ・ミルク! いやー、めっちゃ愉しみです。
少年じゃなくて大人の話で、政治絡んでて、っていつもとは全然違う雰囲気の作品になってるんだろうか。想像つかないや。

あー、それにしても歯が痛い……先日親知らずを抜いたんだけど、1週間近く経ってもまだ痛い。痛み止めがないと生きていけないー。
親知らず、まだ抜く予定だったけどもういい。2回目はないわ。ううう。
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