Windows7に乗り換えるの記

オリンピックが始まりましたねー。
オリンピック+BSでやってる"SHERLOCK"目当てで久々にテレビ観てます。
シャーロック、面白すぎるー(&ホモホモしすぎるー)!
映画のホームズも観ましたよ。こっちも負けず劣らずホモホモしかったわー。
来週は『ダークナイト ライジング』行きます。楽しみ。

それやこれやはまた語るとして、本題です。

今月4日のことなんですが、帰宅したらパソコンが動かなくなっていました……。
いや厳密にはHDDにはアクセス出来るんだけど、Windowsに入れなくなってしまいました。
なんか、電源入れたらVista起動時のプログレスバーが延々動き続け……そっから先に進めないー!!!
うああああ、明日の映画(ヤマト/笑)の予約番号まだ写してねええええ!!! バスチケットもまだプリントアウトしてないいいい!!!とちょっと絶望しかかってたんですが。

とりあえずPC自体は無事なんだし、中のデータさえ取り出せれば……なんとか! なんとか!!
と、藁にもすがる思いでもう1台のパソコンで症状を検索してみたところ――出るわ出るわ、同じ症状の事例が。
どうもVistaに多い起動トラブルの一つだったようです。

しかし、安心するのはまだ早い、ていうかここからが艱難辛苦の連続だったのであります。
症例報告は大量に出てくるんですが、決定的な解決法が な い !という……。
要するに、OSのクリーンインストールが一番有効ですよ、ってことらしい。
ってそれ解決法じゃない、最終手段やんけ!

当然ながらそれは避けたい…というわけで、解決法に挙げられてたものを片っ端から試してみました。
悪戦苦闘しつつ、かれこれ2,3時間経過。しかし結果は、撃沈につぐ撃沈。
もういい、もうやめた、こうなったら初期化じゃあああ!
しかし、その前にデータを救い出しておかねばなりません。

そして再び検索の旅に…と船出したら、1ページ目であっさりすんばらしいサルベージ方法に遭遇!
あ な た が 神 か !

この方法、具体的には

1.LinuxのubuntuというOSをISOファイルでダウンロードし、DVD-Rに焼く。
2.パソコンをBIOS起動して、CDドライブ優先の起動に設定変更。
3.1のDVD-RをCDドライブに入れてパソコン起動。ubuntuを通してデータを外付けHDDに移動させる。

というものです。
いやホント、こういう体験談を書いてくれる方には感謝してもしきれません。ありがとう、ありがとう。

さあ、これで思い残すこともなし、と初期化完了。
カスタマイズし直したり、フリーソフト入れ直したりする作業も、1度だけならそれなりに愉しいものです。
そう、1度だけなら…。

そうなんです。
この後、我がパソ子ちゃんはまたしてもクソVistaの反抗に遭いましてね。
いやもう一体何回クリーンインストールし直したやら…。
今度は大丈夫かな?とヒヤヒヤしつつシャットダウン→寝る→OS起動せず(…)
この繰り返しですよ。いい加減ブチ切れるわー。
気がついたら、東芝の直販ショップにてWindows7搭載機をポチってましたよ。

そんなわけで今、おニューのマシンから投稿してます。いや軽快軽快。
ところで、これ、4代目になるんですが、

初代機日立Prius(デスクトップ) Windows98 1998年8月購入(現役!)
2代目東芝Dynabook  WindowsXP 2002年12月購入
3代目  〃     WindowsVista 2008年4月購入
4代目  〃     Windows7 2012年7月購入

うーん、平均寿命4年半ってとこですかねえ。やっぱノートは消耗率激しいなあ。
それに較べて初代プリちゃんの長寿っぷりといったら…すでに日立もPC事業撤退してるのにね。
まあオフライン専用ではありますが。
なにしろスペックが、メモリ64MB、HD容量3.xGBとか、そういう世界だし。
化石時代の代物ですか?みたいな。

しかし、故障もせず長生きしてくれるのは有難いっす。
今度の7機も最低4年は保たせたいなー。

私のオタク遍歴・アニメ篇

しばらく前に『宇宙戦艦ヤマト2199』を観てきました。
何これ、めっちゃカッコいいんですけど!! ぎゃーぎゃー。
海自が協力してたり、ヤマトにあるまじきリアル志向。ちょっと! すごいぢゃないの!!
全26話を7回に分けて上映するそうで、今年最大のワクテカになりそう…(通うの大変だけど)。

ヤマトついでに自分のオタク歴アニメ版を振り返ってみたら、
ヤマト→ゴッドマーズ→マクロス→アニメ卒業
こんな感じ↑になりました。
なんか見事に同じ系統辿ってますよねー。

キャラ萌えに目覚めたのはゴッドマーズからだなあ……あれってぶっちゃけ腐(ry
そして私の兄弟萌え原点がたぶんここに……。
マクロスはミンメイではなく未沙派でした。
未沙って年上のツンデレキャラとして記憶に残ってたんだけど、今観るとかなりウェットな描かれ方なんですよね。
これが昭和臭というやつか…。
当時の女の子キャラってこんなだったんだなとなんか感慨深かったです。

マクロスの映画(通称「愛おぼ」)、私の地元ではナウシカと同時上映だったんですよねー。
考えてみると贅沢な話。
当時はどっちも同じくらい感動したはずなんだけど、「愛おぼ」は今はかなり微妙な気がする……。

ところで、マクロスって新シリーズでも三角関係路線健在なんですね。
それ聞いたときは、そうだよねー、三角関係のないマクロスなんて…!と妙な感動を覚えたなあ。
なんかこの硬派になりきれない、というか敢えてなろうとしない感じが私的マクロスのイメージ。

しかしこうしてみると、腐萌えしたのってゴッドマーズだけだったんだわ。
マクロスは三角関係萌えだったし、ヤマトは子供過ぎてキャラ萌えもクソもなかったし。
他にもイデオンとかエルガイムとか観てたけど、キャラ萌えはあっても腐萌えはなかったな、そういえば。
私の腐女子歴ってマンガと映画がメインってことなのか、そうか。

2011年備忘録的な何か

まったくもって自分のための2011回顧録です。東京中心なのです。

東京タワー

3月11日20時頃の田町近辺です。
着いた途端に地震に遭遇し、どうにかこうにか友人と落ち合い、長い道のりを友人宅まで歩き始めたところ。
東京タワーがあまりに綺麗だったので、陸橋の上から写しました。
みんな黙々と歩いていて、なんか妙な一体感があったなあ……。
中央区を出た辺りから徐々に徐々に人が減って、淋しくなっていったんですけれども。(友人の家はわりと最果てだった)

そんなわけで当然ながら、この時は殆どどこへも行けず。
唯一観れたのが↓の「ボストン美術館浮世絵名品展」@山種美術館でした。

チラシ

これ観に行ったのが確か13日。すでに電車も普通に動いてて、この時は今のような事態を予想だにしなかった気がする。
美術展は役者絵や美人絵が中心の、江戸の風俗を生き生きと伝え――といった趣きのものでした。
なんか最近和食を食べたいと思うことが多いんだけど、絵画も、西洋画より浮世絵や日本画に食指が動くんですよね。
人間、齢とると嗜好が変わるんだなあ…としみじみ実感する私。

もう1枚のチラシは9月に行った時のもので、「実況中継EDO」展@板橋区立美術館。
この美術館の企画展は本当に学芸員の愛がこもってる感じ。
小粒ながらもお客さんを愉しませようというサービス精神に溢れてるんですよ〜。

そして実況中継EDO展の見物は、なんと云っても伊能忠敬の「日本沿岸輿地図」!
一目見ただけで伊能忠敬の凄さがわかるシロモノ。
普通に今使ってる地図と寸分違わなく見えたんですけど…あれを一人で測量して作ったとか…伊能忠敬、何者?と思わずにはいられない。

他にも、日本人の記録好き、収集好きなところがよくかる展示品が多く、「こんなに細密な記録とる(しかも趣味で)民族って他にいねーよなー、恐るべしオタク魂だわ」などと感慨深かったです。

nobori.jpg

板橋美術館の幟(笑)。可愛すぎるだろー。

ある日の三田線

都営三田線の確か高島平あたり(板橋美術館へ向かう途中)。
車両内に自分一人になったので、思わずパシャリ。
東京でもこんなことがあるんだわーとなんか妙にワクワクしてました。

チケ

この時はあんまり興味を惹かれる美術展がなくて、「これでも行くかー」(すみません!)ともいっこ選んだのが「皇帝の愛したガラス」展@東京都庭園美術館。
エミール・ガレの“ヒキガエルとトンボを描いた花器”が結構好みだったな〜。
ヒキガエルとトンボの組合せがなんかシュールというか、ガレの趣味なのか何かの影響なのか……ちょっと興味が湧いたり。

シーサーみたいな

庭園美術館正面入口でお出迎えしてくれたシーサー(?)。

庭園美術館

とても東京都心にあるとは思えない庭園美術館の庭園(と云いつつ東京って結構緑多いよね)。
夏場は絶好のオアシスって感じです。気温が2、3度違いそう。

宗谷

宗谷丸@船の科学館。
この写真撮った時は名前しか知らなかった宗谷丸、その後ドラマ「南極大陸」で話題になり(観てなかったですが)、「ああ、あの船!!」と思ったのでした。
今こうして見ると、なんだかとても健気な姿に見えてくる。

去年は他に正倉院展(母のお供)とか山陰の温泉とか鳥取砂丘とかに行きました。
正倉院展、行く前から戦々恐々だったんですが、やはり!案の定!ものすごい人人人!!! 入館するまでに果てそうになった。
でも、奈良公園の鹿も見られてよかったよ(何の関係が…)。
温泉は、やや鄙びた場所にある古い旅館で、そのもの淋しい感じが何故か好きでした。ああまた行きたい。

謹賀新年

辰
©http://www.yubin-nenga.jp/

新年明けましておめでとうございます。

今年の元日はものすごく久しぶり(何十年ぶり?)に初詣に行って来ました。
地元の護国神社です。午後からだったけど人多かった(当然か)。
おみくじ引いてお守りも買ったよ〜。
護国神社は市中心部から車で15分くらいのところにあるんですが、緑が多く森閑としていて、気持よかった。
なんだろう、流れてる空気がきれいというか…何か違うんですよね。
また散歩がてらに行ってみようっと。

それ以降は相変らず寝正月を満喫しています。
風邪もやっと抜けたかなあ…という感じ。一度引くと長引くんだよなー。
そういえば去年は懐かしアニメの一気見やったなあ、あれも愉しかった!
今年は積み本とHD内の動画をいくらか減らしたところで休み終了になりそう……。
なんか今無性にろくでなし攻と健気受の話が読みたいんだけど、手元にその手の未読本がないんですよね。
amazonで何か注文しようかなあ……と思いつつ、そこでピタリと思考が止ってしまうのは、BL本買うのはギャンブルだよなと躊躇してしまうから。
評価と好みが一致すれば話が早いんだけどな。

そんなわけで(?)今は、正月休みになったら読むぞと心に決めていたクリスティーの『ABC殺人事件』を読んでいます。
すんごい今更感ですが……今更こんな有名作品をまっさらの状態で読めるのは幸せかも、などとも感じたり。

最後に毎度おなじみの台詞ですが、今年はもうちょっと更新できるといいなあ…いや、したいです。
それでは、今年もよろしくお願いします。

2010年備忘録的な何か

ブログ用に撮った写真がSDカードにあれこれ溜まってるのが地味に気になってたんですが、年も改まってちょうどいい機会なので、というか今を逃すと機会なさそうなので、備忘録的な感じで記事にしておきます。
といっても東京滞在時の写真ばかりなんですけども……。

《2010年3月篇》
美術館・博物館を巡るわよと決意するものの、程なくブーツでは無理と痛感、結局スニーカーを買いに走った切ない思い出。
そういえば春コートも買ったな。まあきっかけはともあれ、いい買物でした。

チケその2

■ボルゲーゼ美術館展@東京都美術館
16世紀〜17世紀のイタリア絵画中心。
カラヴァッジオとかラファエロとかが目当てだったような。
カラヴァッジオの写実性とエロスは相変らず際立ってて、やっぱ異端だよなあと惚れ惚れした。

■「浮世絵の死角」イタリア・ボローニャ秘蔵浮世絵名品展@板橋区立美術館
小さめな作品(写本の挿絵とか)がたくさん展示してあって、かなり見応えありました。
日本人ってつくづく漫画好きなんだよなあとか、デフォルメとか色彩のセンスは天才的だよなあとか、いろいろ愉しかった。
若い頃は浮世絵にはあまり関心なかったんだけど、加齢とともにその魅力がわかってきた気がします。
浮世絵に魅せられた西洋人の気持ちがよくわかる。

■大哺乳類展〜陸のなかまたち@国立科学博物館
角が好き
なかなか雰囲気出てるじゃあないか!(自画自賛)と、バシバシ撮った中でも一番気に入ってる写真なのですよ。
なんか難しい名前の美しい動物でした。

おおかみ
確か西洋オオカミだったような…うろ憶え…。
ニホンオオカミもいたけど、ずっと小柄でなんというかこう、可憐な雰囲気でした。

ネコ科一族
百獣の王と配下たち……のはずが、やっぱり唯我独尊の俺様たちにしか見えないにゃんこズ。

シカ科一族(?)
素晴らしいカメラ目線。
上のニャンコたちとは対照的なこの整然としたシルエット。美しいわー。

《2010年9月篇》
この時はショッピング中心でした。
バカスカ買い過ぎて翌月のカード明細で真っ青になったという、いい歳して何やってんだよ、でも愉しかったからいいのさ、な回だったな。

チケット

■陰影礼讃〜国立美術館コレクションによる@国立新美術館
陰影礼讃
大きな企画の端境期によくある小じんまりとした企画展。
学芸員(キュレーター?)のセンスや好みが色濃く反映されてる感じが面白い。
今回のは写真や現代アート中心だったかな。個人的にあまり接したことのない分野で新鮮でした。
ポスターの写真見て、『戦艦ポチョムキン』を思い出しました。大階段と乳母車。

コリドー
国立新美術館、いかにも現代的な美術館だったけど居心地良かったな。
このコリドーの眺めが好き。

■アントワープ王立美術館コレクション展@東京オペラシティアートギャラリー
ベルギー絵画って今ひとつ関心なくて、これも他に目ぼしいのがなかったから的な理由で行ったんだけど、意外にもすごくよかったです。
学芸員のチョイスが的確なのか、どの画も画家の個性や主題をよく表していてわかりやすかった。
ベルギーの近現代美術史を俯瞰できた感じ。

雨空
三越の空中庭園(?)。
あいにくの雨でその良さを体感できずじまいに……。
この日は確か月曜だったのですが、雨降りの平日昼間にもかかわらず、すべての階のカフェや喫茶に列が出来てておばさまパワーに圧倒されました。東京スゴス。