大つごもり

またしてもお久しぶりでございます。
前回の更新が9月……雑誌に喩えると、週刊→月刊→季刊って感じに推移してますなあ、更新頻度。
まあこんな感じで今後もぼちぼち行きたいと思いますw

さて、折角の(?)年末更新なので、趣味分野について今年1年を振り返る記事でも書いてみることにします。
と云っても、大したネタはないんですが……

其の一
Androidデビューした!
東芝のタブレットを買った話は以前書いたのですが、その後8月の台湾旅行(→のっぴきならない事情で泣く泣くキャンセル…涙)を機に、新たにSIMフリーのNexus7を購入。
台湾で有効活用する野望は絶たれましたが、MVNOのSIMカード入れて現在ビシバシ使い込んでます。

いや、でもマップとネット閲覧と読書とWebメールが主だから、ビシバシってことは全然ない…かも…。
なんかGoogleもといAndroidはセキュリティがザルっぽいので、重要な情報はあんまり入れておきたくないんですよね(アプリも怪しげなの多いし)。
かといってAppleは厭だしなー。
Microsoftの捲土重来を祈っておこう……。

其の二
電子書籍デビューした!
主にミステリとBLと新書、ですが。
読み捨て率の高そうなものとか、BLみたいな保管場所や処分に困る&店頭で買いづらいものについて、「電子書籍で読めばいんじゃね?」と思い至りまして…。
基本的にはやっぱり紙の本の方が好きなんだけど(装幀も含めて、“本”ってものを実感できる)、いざタブレットにリーダーアプリ入れて読み出したら、意外にも結構快適だったり。
割安だし、お手軽なので、ついホイホイ買ってしまい、衝動買い→積ん読の山を築いております。

ただストアごとにリーダーアプリをインストールしないといけないのが面倒くさい。
今のところKindleメイン、時々楽天kobo、まれにeBookJapanとBOOK☆WALKER、って感じで使ってます。
聞くところによると、日本の出版社は電子に及び腰なところが多いらしいんだけど、これはすごく腑に落ちる気がする。
発売日を紙の本より遅らせてたり、値段も同じだったり、挿絵やあとがき省いてたり、目次がないことさえあったり…。
電子に力入れてるとはとても思えないw
アメリカなんて、紙の本買ったら電子版もダウンロード出来るサービスまであるっていうのにさあああ。
別に欧米礼讃者ではないのでアメリカと同じにしろと云うつもりは毛頭ないけど、あまりにも消費者視点が欠落してるんじゃないかとは思うのですよ…。

其の三
去年に引き続きスラッシュにどっぷりだった!
去年に引き続きQAFのスラッシュなんですが、英語なのでなかなか進まないのが難点…長いものだと読了するのに2、3ヶ月位かかったり。
日本の腐女子文化との違いを実感することも多々あって、その筆頭はなんといってもリバ嗜好!
しかしながら自分は基本的にリバ属性ゼロなので、これだけは本っ当に勘弁して下さい(泣)というのが正直なところでありまして…(それなら読むなって話ですが)。
まあそれでも(リバシーンを除いて)萌えるもんは萌えるんだから仕方ない。
なんかこのリバ嗜好って、根っこにはとにかく“対等であること”への拘りがあるんじゃないかなあという気がします(お国柄なのか、作者が女性だからなのか――個人的には今ひとつピンと来ない拘りなんですが)。
あとは、社会問題を絡ませてるのが結構目についたかなあ…まあこれはQAFという題材的にそうなっちゃうんだろうけど。

この冬休みは『ゲーム・オブ・スローンズ』を観る予定。
とりあえず第1話だけ観た感想は――暗黒ファンタジー? ファンタジーというか中世ヨーロッパって雰囲気だけど。結構グロいっす。そしておっぱい祭りです。
果たしてこの先萌えがあるのか微妙に心配なんですが、まあ頑張って観ます。
そして! お正月には待ちに待った“SHERLOCK”のS3が!!! イギリスでオンエアw
でも、たーのーしーみー!

+++

その他、とあるきっかけで『魔法少女まどか☆マギカ』(←変換候補で出た! すごいー)を観たら面白かったので、映画まで観に行きましたよ。
語り出したら止まらなくなりそうというか、考察の深みに嵌りそうな作品だなあと思いました。

と、こんなところかなあ……語り残したところはまた来年w

それではみなさま、良いお年を!

最近観た映画・2013夏

振り返ってみると、8月は3回も映画館へ行ってました(!)
(うち1回はヤマト2199の最終章ですが、これが“終わりよければ…”の逆パターンで……なんかもうトホホとしか云えない)


『パシフィック・リム』Pacific Rim   2013年 アメリカ

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ハリウッドが大真面目に作ったロボットvs.怪獣映画と聞いて、どんなもんよ?と観に行きました。
いやー確かにロボットvs.怪獣でした。ガンダムvs.ゴジラでしたよ。
そして見所はそこに尽きるので――主人公兄弟や博士コンビのやり取りが腐女子的に愉しいだとか、芦田愛菜の泣き演技が鬼気迫るとか、小ネタ的見所はありますが――……まあぶっちゃけ、ロボットとか特撮とかに興味がないと「ふーん」で終ってしまいそうな感じ、かも。
ただ、好きな人はメチャクチャ好きみたいで、wikiなんかハンパない充実度(笑)。
そういえば、この怪獣LOVEのデル・トロ監督って、かの鬱映画『パンズ・ラビリンス』を撮ってたんですね!!
すごい振れ幅だわ〜。


『スター・トレック イントゥ・ダークネス』Star Trek Into Darkness   2013年 アメリカ

スター・トレック イントゥ・ダークネス(J.J.エイブラムス 監督) [DVD]

スタトレといえば――長い・地味・マニアック、という先入観(偏見?)があったんですが、去年たまたま観たリメイク映画が王道SFエンタメって感じで面白かったもんで、続篇となる本作は結構楽しみにしてました。
シャーロックの中の人が悪役で出るというのも、勿論楽しみの一つw
バッチさん、悪役似合うよねー。ていうか、役柄によってまったく雰囲気が変わるところが、流石っす!
欧米の役者って、下地としての演技力がしっかりしてる人が多いなあと思うんだけど、それだけ層が厚いんでしょうね……。
物語の方は、ところどころお約束のご都合展開ながらw期待に違わぬエンタメ力発揮してました。面白かったです。
一番印象に残ったのは、たぶん物語のクライマックスであろう、カークとスポックのガラス越しの別れの場面。
最もドラマチック且つ叙情的なシーンがカークとスポックって……もしかして狙ってる…?(狙ってるよね!)


『クラウド アトラス』Cloud Atlas   2012年 独・米・香港・シンガポール

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ベン・ウィショー特集第三弾。
2時間56分という長さにたじろぎながらも、同時進行する6つの物語が程よいタイミングで切り替わるので、なんとか飽きずに観れました。(でも、最後はちょっとダレたかな)
内容は輪廻転生のファンタジー&サスペンス&ラブロマンスで、同じ役者がいろんな時代の恋人同士や互いに因縁ある人物を演じるという趣向です。
そんなわけで、青年が老人を演じるなんてのは勿論、男優が女に化けたり、アジア人が特殊メイクで白人になったり、その逆だったり……「いやこれはさすがに苦しいわ…」というシーンもしばしばw
ベンくんの話を除いて、特に惹かれるものはなかったんだけど、一つの時代から他の時代へ切り替わる際に必ず関連性を持たせる演出は面白かったかな。
例えば、或る人物が危機に陥ったところで時代が切り替わると、切り替わった時代でも同じ役者演ずる別の人物が危機に陥っている、みたいな。
ベン・ウィショーの役は1930年代イギリスのゲイの音楽家で、悲恋話なんですよね。
塔(?)の上で煙草吸いながら夕陽を眺めるシーンが、切なくて美しかった。
それにしても、この人も結構なカメレオン俳優だよね…役への没入ぶりは本当にすごいと思う。天性の俳優という感じ。

BLから抜け出てきたような

お久しぶりです!
気がついたら前回の更新から半年近く経ってました。

いやそれにしても毎日暑いですね。
春先に「桜の開花が早い年は猛暑になるそうですよ〜」って聞いてへーと思ったんだけど、本当だったのかー!
しかし、猛暑にも限度があるよね……中東より暑いとかどうなん、それは。
もしかして今世界で一番暑い国だったりして、日本。

先日遭遇したニュース↓
http://eiga.com/news/20130805/16/

ベン・ウィショー? WHO? でも同性婚とかカムアウトした海外芸能人っていかにもというか、イマイチ萌えない人が多いしな〜、と誠に勝手な先入観を抱きつつ検索してみたら――キャーキャー! めっちゃ萌えるじゃないですかー!

なんか腐女子界隈で“BLから抜け出てきたような”と形容されてるらしいんですが、うーん、確かにそんな雰囲気。
「スカイフォール」のQとかQとか。直球ど真ん中だよねえええ。

そんなわけで俄にフィーバー到来したので、ウィショー君出演作を借りて観ています。
まずは「スカイフォール」と「テンペスト」。

『007/スカイフォール』Skyfall     2012年 イギリス/アメリカ

007/スカイフォール [Blu-ray]

007にもダニエル・クレイグにもほぼ興味がないので、こんなことでもなければ観なかっただろうなあ…となんにも期待せずに観始めたんだけど、予想に反してかなり面白かったです。
イギリスってこんなアクション娯楽大作作れるんだー、すごいなあ……そして羨ましいなあ……。
暗い過去持ちで、スーパー攻め様から程遠く、あれこれ葛藤する人間臭いボンドでしたが、これが21世紀の007像なんだなーとちょっと感じ入ってしまいました。
でも要所要所でちゃんと決めるところはさすがボンド、みたいな?

ベン・ウィショー演じるQは線の細いITオタク風キャラでした。
オタクだというのに、中身がウィショー君だとこんなに魅力的になるんだわー。
確かにマンガに出てきそうな……高校の化学部で副部長やってる、謎めいた切れ者キャラ(でも実は天然)っぽい、そんな雰囲気。
出番は少なかったけど美味しいキャラだと思います。次回作ではもっと出番増えるといいなっ。


『テンペスト』The Tempest     2010年 アメリカ

テンペスト [DVD]

これはつまんなかったなー。
原作の『あらし』、すごく好きなんですが、この映画についてはよくもここまで退屈な作品に仕上げられるなとしか思えない…。
そもそもプロスペローを女に変えてるところからしてもう、何の必然性もない改悪だし。
せっかくのヘレン・ミレンがまったく活かせてないし、全体的に創意工夫がない感じ。
ただベン・ウィショーのエアリアルは結構よかったんじゃないかな、贔屓目抜きで。
全裸なのは眼福でしたが…いや謎でしたが、もっといかにも妖精風な衣装着せてあげてほしかった気も……絶対似合うと思う!

不連続殺人事件

不連続殺人事件 (角川文庫)

犯人当ったー!!! ひゃっほうーーー!!

と有頂天になっちゃったりしてますが、現代の推理小説ファンからしたら、本作は比較的難易度の低い部類に入るものと思われます。
しかしながら、謎解きの或る一点において、この『不連続殺人事件』は名作たり得ているとも思うのです。

(以下怒涛のネタバレなので、未読の方は絶対に読まないで下さい。『ナイルに死す』未読の方も同様) 続きを読む>>

最近のあれこれ

あっという間に2月28日になってしまいました。
明日から3月とは……いやあ早いなあ、早すぎるわあああ。

ところで、最近タブレットを買いました&携帯(ガラケー)を買い替えました。
タブレットは、外出先で時間を潰さないといけない時とか旅行先でネットしたい時にいいかなあ…と。

買ったのは超マイナーな東芝のレグザですw
マイナー過ぎて店頭で見かけないわ、アクセサリー捜すのにも一苦労だわ、という。

regza3.jpg

↑皮脂で汚れるのが厭なのでタッチペン使ってます。
ブラウザ、Chromeを入れてみたんだけど、普段使ってないのでビミョー…。
やっぱFirefoxの方がいいかとFirefox入れて同期してみたところ――おおおPCで閲覧中のタブが表示されてるぅー!!
うーん、しかしインターフェースが全然違うので馴れるまでに若干時間がかかりそうです。

携帯キャリアはauなんですが、ガラケー、新機種も出てなくて既に絶滅危惧種扱いでしたよ……涙。
企業的にはスマホの方が利益率高いんでしょうけど、それにしてもガラケーユーザーの扱い酷すぎじゃないっすか!?
今のを使い倒したらドコモにでも移ろうかなあ…ぶちぶち。

話変って、すっかり海外二次小説ていうかいわゆるスラッシュにハマってノロノロと読み漁ってるんですが(主にQAFを)、萌えネタとか受とか攻とか、日本の腐女子からするといろいろ新鮮な(?)ところが多くて興味深いです。
そのうち比較記事でも書こうw
そういえば、最初にタブレットほしいな〜と思ったのも、外でスラッシュ読みたいがためでした。
アルファベットの文は、それがたとえホモ小説だろうと、パッと見何読んでるかわかんないところがいいよねえ。