MAGAZINE BE×BOY 8月号

かなり久々に買いました、マガビー。
…なんか……すごく薄味だった気がするんですが、以前もこんなもんだったっけ……。
続けて読んだ同人誌の方が100倍くらい濃くて、ちょっと切ない気持ちになりましたよ…。
一応ほぼ全部読んだので感想なぞ書いてみることに。

[結構萌えた話]
「誰にも愛されない」山田ユギ
 これ目当てだったもんで、期待が大きすぎた感もありますが、やっぱ面白かった。
 上野って中途半端に社会性があるぶん、日下より不器用さが目立つような。そしてそこが可愛いと思う。
 長谷川がまるっとお見通しで笑いました。お坊ちゃんかと思ってたら、案外大人だった。さすがタラシ!

「ねかせないで」町屋はとこ
 うわあ、こういうカップルどっかにいそう、と思って萌えました。
 このまま続いても、やっぱりダメで別れても、どっちに転んでもおかしくなさそうな。(現実にそういうカップルって多いよね)
 この話はそういう展開にはならないと思うけど、無条件の優しさから逃げ出す男の、本能的に感じる恐怖って去勢恐怖に近いんだろうか、とかどうでもいい連想をしてしまいました。

「自動昇降恋愛 -恋した10秒後-」桑原祐子 
 可愛かったー。これぞ王道って感じで。
 受が過去のトラウマから攻を信じきれないってのが切ないですね。お約束なんだけど、そのお約束なところがよかった。

[何故か気になる話]
「王子と乞食」河井英槻 
 久々に読んだら、結構話が進んでさらにわけわからんことになっていた…。
 特に萌えはないんだけど、ちょっと同人誌的な雰囲気が自分のツボにハマる気がする。
 とりあえず死んだのは誰なのか、あるいは誰も死んでないのか、続きが気になります…。

[続きが気になる話]
「野獣で初恋」大和名瀬 
 さすが手堅いという感じで面白かったです。
 話の内容はさておき、名瀬さんというとショタっぽいイメージがあったんだけど、最近は大人同士のもよく描かれてるんですね。
 規制が厳しくなったせいもあるのかなあ…とかちょっと考えてしまった。杞憂ならいいんだけど。

「猿喰山疑獄事件」遙々アルク
 この重々しいタイトルは一体…!
 カプの行方もさることながら、今後このタイトルがどう関係してくるのかが気になって仕方ありませんー。

その他、「雨にも迷わない」(本庄りえ)はなんでああいうラストにしたのだろう…必然性を感じなかったんですが。「え、これで終り!?」みたいな。
「恋愛操作 -番外編-」(蓮川愛)は内心メタボに焦る攻が可愛かった(笑)。奥村って38歳くらいなんですね。もっと年上かと思ってたので、ちょっとびっくり。
「嘘みたいな話ですが」(腰乃)がまだ続いてたのにもちょっとびっくり。このカップル、何故か応援したくなるんだよなあ。

てなところでしょうか。なんだかんだと結構長くなりました。